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令和3年度の授業料改定について

令和3年度の授業料改定について

昨年、6月に父が亡くなりました。以前のブログで触れたことがありますが、15年ほど前から認知症を発症した母に献身的に寄り添い、晩年は父自身も認知症を発症して、不確かなことも多くなっていた父ではありますが、それでも父がいてくれるだけで私が自由に動ける時間がずいぶんあったのですが、父が亡くなると母を一人に出来ないため、時間の制約がうんと増えました。
 一昨年、昨年と時間割を改変したり、授業のコマ数を減らしたりしてきましたが、次年度(令和3年度)は、授業料の逓減制度と一括納入割引を廃止させていただきます。
授業料の逓減制度については、当教室の理念である「成績や試験の点数をよくするためだけではない、長い人生で活かされる本物の国語力の養成」という考えに賛同して、長く教室に通ってくださるご家庭の金銭的負担を多少なりとも減らしたいとの考えから始めたものです。しかし、初年度から3年目まで1年経過するごとに授業料が1,000円下がるというしくみなので、年度途中で入塾した生徒は、次の年度の年度途中に授業料が変わることになり、事務処理が煩雑です。今は、少しでも授業外に費やす時間を減らしたいので、令和3年の4月入塾のご家庭から廃止して、小学生¥5,000/月・中学生¥6,000/月・高校1・2年生¥7,000/月・高校3年生¥8,000/月の固定金額にさせていただくことにいたします。(令和3年4月以前入塾のご家庭は、卒塾するまで現行の逓減制度のままです。3年以上在籍の生徒の授業料は、小学生¥4,000/月・中学生¥5,000/月・高校生¥6,000/月です。)
一括納入割引に関しては、一括納入といっても、年度途中で辞めたら返金しませんということではありませんので、割引分が収入減になります。昨年はコロナ禍で2か月間授業を休講し、その分の授業料が入ってきませんでした。持続化給付金をいただいたので、昨年に関してはその埋め合わせは出来ましたが、今後もコロナ禍のようなことが起こるかも知れませんし、その都度給付金が出る保証もないので、多少なりともリスクを減らしておきたいと考えました。
私は独身ですので、自分一人がぎりぎり食べていければいいので、出来るだけ安い授業料にして、一人でも多くの子どもに国語を学んでほしいのですが、生活が成り立たなくなれば、塾を続けていくことも出来ません。正直な話、塾を始めてしばらくは、自分一人ぎりぎり食べていくことも難しく、父に援助してもらいながら塾を続けてきたのですが、その父もいなくなりました。心苦しい限りですが、こういう形で実質的な値上げをさせていただきます。
以上、まずは令和3年度の授業料の変更について、お知らせいたします。
 

2021-02-15 08:07:27

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