2月も下旬となり、遅きに失した感がありますが、まだまだ国公立大学の個別学力検査もありますし、県立高校の入試もありますので、今回は試験前の体調管理についてお話させていただきたいと思います。
お子さんの受験に際して、親として何とか力になってやりたいが、いったい何をしてやればいいのかとお悩みになっていらっしゃる方もおられると思いますが、私はお子さんの体調管理こそ受験の最も重要なサポートではないかと考えます。
どんなに合格の可能性の高いお子さんでも、体調を崩してしまえばその力が充分に発揮されませんし、ましてや感染症などに罹患してしまえば受験ができなくなってしまう可能性もあります。ですから、入試においてもっとも重要なことは試験勉強以上に体調管理です。
親御さんとしてまず気を配っていただきたいのが、睡眠時間の確保です。試験が近づいてくると、睡眠時間を削ってまで試験勉強しようとするお子さんもいます。しかし、睡眠不足は免疫力を低下させ病気にかかりやすくさせるだけでなく、学習そのものの質を著しく低下させます。試験当日の前夜の夜更かしなどはもってのほかです。お子さんが午前0時をまわって勉強しようとしているときなどは早く寝るように促し、代わりに早起きして勉強するよう(受験でナイーブになっていますから頭ごなしに云わず、噛んで含めるように)諭してください。これは夜型中心の生活を昼型に戻すためにも必要です。入学試験は朝から午後にかけて実施されるものです。夜型の生活で午前中に頭が働かなくなってしまったら、試験で実力を発揮することはできません。
つぎに部屋の加湿や、うがい・手洗いの徹底です。空気の乾燥はインフルエンザや風邪への罹患率を高めます。加湿器がなくても、部屋の中に濡れタオルを干すとか、マスクをするとか、定期的にお茶などで喉を潤すとかで乾燥対策はできます。また、うがいや手洗いは習慣化していないとなかなか毎日できないかもしれませんが、親御さんが声かけをして外から帰ったときなどに手洗い・うがいをさせるようにしてください。食卓などに除菌ティッシュを置いておいて、何か食べる前には必ず手を拭くといったことをさせるのもよいかと思います。
最後に食事です。炭水化物などを食べ過ぎて血糖値が急激にあがると、逆に血糖値が急降下して集中力が落ちるという研究データがあるようです。食べ過ぎはもちろんNGですが、例えば血糖値をゆるやかに上げる野菜などから順番に食べるなど、食べる順番を変えるだけでも血糖値の急激な上昇がゆるやかになるというデータがあるようです。どんな物を食べればよいかなど、くわしくはまた別の機会にご紹介したいと思いますが、ネットなどで調べればこういった受験によい食事内容なども紹介されていますから、参考になさってみてはいかがでしょうか?
力を発揮するためには、その力を蓄えることはもちろんですが、蓄えた力を発揮できるような環境作りも非常に大切です。お子さんが受験で持てる力を存分に発揮できるよう、親御さんはその体調管理のサポートをしてあげてください。
2026-02-21 15:06:11
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